UNMANNED 無人駅の芸術祭/大井川

Artist

堀 園実  Sonomi Hori

風や水を切る

彫刻にぜひ触れてみてほしい。琉球漆喰の柔らかく優しい質感を感じてもらえるだろう。

漆喰は自然由来の建築材であり湿度を調整するため、呼吸をする素材とも言われる。呼吸は私たちとの共通点である。彫刻を単なる無機質な構造物ではなく、生きたものとして立ち現れることに漆喰が有効に働いてくれる。

身体を通した多様な経験が置き去りにされがちな現代、「触れる」「気づく」「感じる」といった身体性をもって対峙する経験をこの作品を通し提供したい。

「風や水を切る」は、この場所に佇み続けることで、周囲の木々や川、虫などこの土地の環境に影響を受け刻々と変化していく。ここへ訪れ、触れ、そのひと時に立ち会ってもらいたい。

設置場所

ぼいんぼいん山 麓の茶畑下

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Artist profile

堀 園実

1985年静岡市清水区生まれ。沖縄県立芸術大学大学院彫刻専修修了。平成28年度文化庁新進芸術家海外研修制度にてパリ滞在。現在、清水南高校芸術科非常勤講師。

専門は彫刻。素材そのものの存在に価値を置くもの派に影響を受け、触覚的な対峙による表現を探求する。石膏の型取りによる複製で、海岸風景などを焼成前粘土で再現した残らない彫刻や、呼吸を介し世界との関わりを測ろうとする漆喰彫刻などを発表。また2020年より形狩りの衆のメンバーとして活動する。

CV

現在 静岡県立清水南高等学校芸術科 美術非常勤講師

2009 沖縄県立芸術大学大学院彫刻専修 修了

展示会等

2025  石に話すことを教える 生の〈技術〉(The Terminal Kyoto、京都)

2025  六甲ミーツアート2025 beyond(ROKKO森の音ミュージアム、兵庫)

2025  AAC25周年記念展(渋谷ヒカリエ8階・COURT・8/CUBE1,2,3、東京)

2025  満月という名の渚にて(ボタニカ・アートスペース、静岡)

2025  石に話すことを教える 生きるという〈わざ〉(瑞雲庵、京都)

2024  静岡県立美術館移動美術展 リレーション 奥中章人/堀 園実 二人展

(島田市金谷生きがいセンター 夢づくり会館、静岡)

2024  Art@東静岡(ヒロバ)ファントム(東静岡スポーツ&アートヒロバ、静岡)

2023  森林限界を越えて Beyond the Timberline(Gotemba Apartment Store、静岡)

2023  ファルマコンの再生-生の祭壇 二人展(アトリエみつしま、京都)

2022  ファルマコン -新生への捧げもの(The Terminal KYOTO、京都)

2021  NEXTクリエーター・キャッチアップ2021 Developing(静岡市文化・クリエイティブ産業センター、静岡)

2020  ファルマコン -連鎖/反応(アトリエみつしま、京都)

2019  めぐるりアート静岡2019 なみうちぎわの協和音 他(静岡県立美術館)

2018  Emerging 2018 なみうちぎわの協和音(トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京)

2017  オープンスタジオ(パリ国際芸術都市、フランス)

2017  ファルマコン-医療とエコロジーのアートによる芸術的感化(ターミナル京都、京都・CAS、大阪)

2016  Tokyo Wonder Wall 2016(TWS渋谷、東京)

2015  表現素材という漆喰の考え方( 沖縄県立芸術大学、沖縄)

2011  EMPTY SPOTは脳の中(キャンプタルガニー、沖縄)

2010  ことばとは(ガレリア・グラフィカbis、東京)

その他

2025  神戸六甲ミーツアート2025 beyond 公募部門 準グランプリ

2016 平成28年度文化庁新進芸術家海外研修制度(美術1年研修、滞在地パリ)

2006  アート・ミーツ・アーキテクチャー コンペティション2006 最優秀賞

過去作品

① ことばとは 素材:漆喰、鉄、樟  制作年:2010年

② なみうちぎわの協和音 未焼成粘土 2018年  撮影:加藤健画像提供:Tokyo Arts and Space

③ ガタンゴトン(ファントム) 素材:未焼成粘土 制作年:2024年

④ 風や水を切る 素材:琉球漆喰、白セメント、白砂、丸鋼、金網 制作年:2025年

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